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古事記の神々
豊宇気毘売神(トヨウケビメ)とは?一膳のご飯から読む食の女神【古事記】
豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)は、『古事記』で和久産巣日神の子として名だけが記される女神です。名の「ウケ」は食物または稲と解されます。稲の霊とする見方、登由宇気神と同じ神かをめぐる議論、伊勢神宮外宮の豊受大御神の由緒と朝夕の食事の祭りを、資料を分けて解説します。 -
古事記の神々
和久産巣日神(ワクムスヒ)とは?病の床の最後に成る「若い生成の力」【古事記】
和久産巣日神(わくむすひのかみ)は、『古事記』で病み臥した伊邪那美命から最後に成る神で、子に豊宇気毘売神がいます。名を「ワク」と「ムスヒ」に分ける読み方、農業の生産力や温泉の湧出とする諸説、『日本書紀』の稚産霊という別の伝承、外宮との関係をめぐる議論を解説します。 -
神社参拝記
貴船神社 参拝記――水の神・高龗神と奥宮への参道【2026年7月】
2026年7月26日の朝に貴船神社(京都市左京区)へ参拝した記録です。御祭神の高龗神と、闇龗神と同じ神とする社記、本宮・奥宮・結社をめぐる三社詣、奥宮が創建の地とされる由緒を公式サイトで確かめ、撮った写真とともに紹介します。 -
古事記の神々
弥都波能売神(ミツハノメ)とは?雨を止める水の神なのか【古事記】
弥都波能売神(みつはのめのかみ)は、『古事記』で病み臥した伊邪那美命から、土の2柱に続いて成った水の女神です。対になる男神はいません。音仮名の名の四つの読み解き、『日本書紀』の「罔象女」、鎮火祭の祝詞の水神、丹生川上神社の祈雨・止雨の祈りを、原典と後世の信仰に分けて解説します。 -
神社参拝記
鹿島神宮 参拝記――杉の大鳥居と楼門、奥宮と御手洗池をめぐる【2026年10月】
2026年10月11日に鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)へ参拝した記録です。御祭神の武甕槌大神と、国譲り・韴霊剣にまつわる由緒を公式サイトで確かめ、『古事記』の建御雷之男神と比べながら、大鳥居・楼門・奥宮・御手洗池を撮った写真とともに紹介します。 -
古事記の神々
波邇夜須毘古神・波邇夜須毘売神(ハニヤスビコ・ハニヤスビメ)とは?足元の土の神【古事記】
波邇夜須毘古神・波邇夜須毘売神は、『古事記』で病み臥した伊邪那美命の排泄したものに成った男女一組の土の神です。音仮名の名を「ハニ(埴=粘土)」と「ヤス」に分ける読み方、『日本書紀』の埴山姫・埴安神との違い、鎮火祭の祝詞、香具山の埴土、物部神社の土社を解説します。 -
古事記の神々
金山毘古神・金山毘売神(カナヤマビコ・カナヤマビメ)とは?お金でなく鉱山の神【古事記】
金山毘古神・金山毘売神は、『古事記』で火の神を生んで病み臥した伊邪那美命の嘔吐したものから生まれた男女一組の神です。「金山」はお金の山ではなく鉱山を指すと解されます。火の場面に金属の神が現れる理由の諸説、『日本書紀』に女神がいないこと、大阪府柏原市の2社と南宮大社を解説します。 -
神社参拝記
大洗磯前神社 参拝記――神磯の鳥居と大己貴命・少彦名命【2026年10月】
2026年10月11日に大洗磯前神社(茨城県大洗町)へ参拝した記録です。御祭神の大己貴命・少彦名命と、斉衡3年(856)の降臨を伝える『日本文徳天皇実録』の記事を公式サイトと國學院大學の神名データベースで確かめ、海の岩礁に立つ神磯の鳥居や江戸時代の社殿を、撮った写真とともに紹介します。 -
古事記の神々
国生みと神生み 一覧|伊邪那岐命・伊邪那美命が生んだ島と神々を順に解説【古事記】
『古事記』の国生みと神生みを、淤能碁呂島から火之迦具土神の誕生と伊邪那美命の神避りまでひとつながりでたどるまとめ記事です。大八島国と6島、神生みの33柱を生まれた順に一覧表で示し、住まいから自然へ進む並びの読み方、『日本書紀』との違い、ゆかりの神社を解説します。 -
古事記の神々
火之迦具土神(ヒノカグツチ)とは?母を死なせ、斬られて神々を生んだ火の神は悪役なのか【古事記】
火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの最後に生んだ火の神です。誕生によって母は病んで亡くなり、父は剣で子を斬りますが、その血と体から剣の8神と山の8神が生まれます。場面の流れ、カグの語義、『日本書紀』の軻遇突智、発火法・火山・焼畑などの諸説、秋葉神社と愛宕神社を解説します。


