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古事記の神々
風木津別之忍男神(カザモクツワケノオシヲ)とは?読み方が定まらない、風に耐える家の神【古事記】
風木津別之忍男神(かざもくつわけのおしをのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの7番目に生んだ神です。「木」を音で読めという原文の注のために読みが定まらず、「風・持つ」=屋根を風から守る家の神と解されます。読み方の諸説、風の神 志那都比古神との違い、住居の神々6柱の締めくくりという位置を解説します。 -
古事記の神々
大屋毘古神(オホヤビコ)とは?神生みの家屋の神が大国主を根の国へ逃がした理由【古事記】
大屋毘古神(おおやびこのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの6番目に生んだ神です。神生みの神で唯一、後の大国主神の物語に登場し、八十神に追われた大穴牟遅神を木の俣から逃がして根の堅州国への道を示します。神名の意味、木国との結びつき、五十猛命との同一視、伊太祁曽神社を解説します。 -
古事記の神々
天之吹男神(アメノフキヲ)とは?屋根を葺く神か、火を吹く神か。一文字に残る謎【古事記】
天之吹男神(あめのふきおのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの5番目に生んだ神です。名前が挙がるだけの神ですが、「吹」の一文字をめぐって、屋根を葺く神、火を吹く竈の神、大祓詞の気吹戸主神と同じ神という三つの説が並びます。「天之」が付く理由、風の神と言い切れない事情、『日本書紀』との違いも解説します。 -
古事記の神々
大戸日別神(オホトヒワケ)とは?家の出入口と居場所を守る神生みの神【古事記】
大戸日別神(おおとひわけのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの4番目に生んだ神です。名前が挙がるだけの神ですが、「戸」を家の出入口と読むか居場所と読むかで性格が変わります。「日」が太陽ではなく神霊を表すこと、「別」という称号の由来、住居の神々の並び、『日本書紀』に見えない事情を解説します。 -
古事記の神々
石土毘古神・石巣比売神(イハツチビコ・イハスヒメ)とは?岩と土と砂、住まいの土台の神【古事記】
石土毘古神(いわつちびこのかみ)と石巣比売神(いわすひめのかみ)は、『古事記』の神生みで大事忍男神の次に生まれた男女一対の神です。原典には名前しかありませんが、岩・土・砂を表すとされる神名の読み解き、住まいの土台の神と読む説と大地の形成と読む説、『日本書紀』の磐土命との違い、石鎚神社との関係を解説します。 -
古事記の神々
大事忍男神(オホコトオシヲ)とは?神生みの最初に置かれた名前だけの男神【古事記】
大事忍男神(おおことおしおのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が国生みを終えて神生みに移ったとき、最初に生まれた神です。名前が挙がるだけで行動はありませんが、「大事」が済んだ国生みかこれからの神生みかで分かれる神名の解釈、男神である理由の説、直後に続く住居の神々、『日本書紀』に見えない事情を解説します。 -
古事記の神々
国生みの六島とは?吉備児島から両児島まで、大八島に入らない6つの島の謎【古事記】
『古事記』の国生みで、大八島国の後に「還ります時」に生まれた吉備児島・小豆島・大島・女島・知訶島・両児島の6島。建日方別・大野手比売などの神名の意味と比定地、島から半島になった吉備児島、所在不明の両児島、順序の謎、なぜ大八島国に入らないのかを『日本書紀』と対照して1島ずつ解説します。 -
古事記の神々
大八島国とは?国生みで生まれた8つの島と島々の神名、生まれた順の意味【古事記】
『古事記』の国生みで、やり直しの後に伊邪那岐命と伊邪那美命が生んだ8つの島が大八島国です。淡路島から本州までの順序と、愛比売・白日別・天比登都柱といった島の神名、「身一つに面四つ」の意味、帰り道に生まれた6島、生まれた順に見える古代の国土観、『日本書紀』との違いを一覧表で解説します。 -
古事記の神々
豊雲野神(トヨクモノ)とは?名前だけを残した神世七代の第2代【古事記】
豊雲野神(とよくものかみ)は、『古事記』の神世七代で国之常立神の次に成った神です。原典には名前と、独神として身を隠したことしか書かれていません。「豊・雲野」という語構成、「野」を重く見る説と「雲」を重く見る説、『日本書紀』の豊斟渟尊と一書に並ぶ多くの別名、祀る神社がごく少ない事情を解説します。 -
古事記の神々
国生みとは?天の沼矛と淤能碁呂島、最初の失敗(水蛭子・淡島)を読む【古事記】
『古事記』の国生みは、天つ神の命を受けた伊邪那岐命と伊邪那美命が天の沼矛で海をかき回し、淤能碁呂島に降りて天の御柱を廻るところから始まります。女神が先に声をかけたために水蛭子と淡島が生まれ、天つ神の太占でやり直す流れ、淤能碁呂島の語義と諸説、『日本書紀』との違い、ゆかりの神社を解説します。