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古事記の神々
鳥之石楠船神(トリノイハクスフネ)とは?天鳥船が国譲りで事代主神を迎えに行った理由【古事記】
鳥之石楠船神(とりのいわくすふねのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が山野の8神の次に生んだ船の神で、別名を天鳥船といいます。国譲りでは天鳥船神として建御雷神に副えられ、事代主神を迎えに行きます。神生みと国譲りの記述、鳥・石・楠という神名の諸説、『日本書紀』で船が物として扱われる違いを解説します。 -
神社参拝記
箱根神社 参拝記――御祭神の箱根大神と、溶岩流の上に建つ社殿【2026年10月】
2026年10月10日に箱根神社(神奈川県箱根町)へ参拝した記録です。御祭神の箱根大神(瓊瓊杵尊・木花咲耶姫命・彦火火出見尊)と由緒を公式サイトで確かめ、境内の案内板が伝える溶岩流の地形や第六天神社を、撮った写真とともに紹介します。 -
古事記の神々
山野の八神とは?天之狭土神から大戸或女神まで、土・霧・闇・惑いの神々の名前の謎【古事記】
『古事記』の神生みで、山の神 大山津見神と野の神 野椎神が山と野を分担して生んだ8柱、天之狭土神・国之狭土神・天之狭霧神・国之狭霧神・天之闇戸神・国之闇戸神・大戸或子神・大戸或女神を一覧表で示し、土・霧・闇戸・惑いという神名の諸説、「或」の訓注、土から惑いへつなげて読む説、『日本書紀』との違いを解説します。 -
古事記の神々
鹿屋野比売神(カヤノヒメ)とは?古事記の野の女神・野椎神と茅葺きの屋根に続く草の信仰【古事記】
鹿屋野比売神(かやのひめのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が山の神の次に生んだ野の女神で、別名を野椎神といいます。カヤは屋根を葺く草の総称で「鹿」は借字。大山津見神と対で生む山野の8神、『日本書紀』の「草の祖 草野姫」、大嘗祭で野の神を祭る記録、茅葺きの屋根と茅場の文化、樽前山神社・萱津神社まで解説します。 -
古事記の神々
大山津見神(オホヤマツミ)とは?古事記の山の神は神々の父。岩と花の願いと大山祇神社【古事記】
大山津見神(おおやまつみのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が木の神の次に生んだ山の神です。足名椎の父、須佐之男命の妻の父、石長比売・木花之佐久夜毘売の父として、出雲の神々と天皇の系譜の両方につながります。岩と花に託した願い、神名の意味、『日本書紀』の大山祇神、日本総鎮守の大山祇神社を解説します。 -
古事記の神々
久々能智神(ククノチ)とは?古事記の木の神、名前の謎と森から家の柱へ続く木の信仰【古事記】
久々能智神(くくのちのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が風の神の次に生んだ木の神です。「クク」を茎と読む説と木木と読む説、『日本書紀』の「木の祖 句句廼馳」、大殿祭の祝詞に見える屋船久久遅命と家の柱への信仰、樽前山神社・志等美神社、伊勢の式年遷宮で木を迎える祭儀まで、森と暮らしを結ぶ木の神を解説します。 -
古事記の神々
志那都比古神(シナツヒコ)とは?古事記の風の神、名前の謎と龍田大社・伊勢の風宮の祈り【古事記】
志那都比古神(しなつひこのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの第2群の最初に生んだ風の神です。シ=風の古語、シナト=風の吹き起こる戸口とする名義の説、『日本書紀』で伊弉諾尊の息から生まれる級長戸辺命との男神・女神の違い、龍田大社の風神祭と伊勢神宮の風日祈宮・風宮、元寇の「神風」との関わりを解説します。 -
古事記の神々
水の八神とは?沫那芸神から国之久比奢母智神まで、泡・水面・水分・汲む器の神々【古事記】
『古事記』の神生みで、水戸の神 速秋津日子神・速秋津比売神が河と海を分担して生んだ8柱、沫那芸神・沫那美神・頬那芸神・頬那美神・天之水分神・国之水分神・天之久比奢母智神・国之久比奢母智神を一覧表で示し、泡・水面・水分・汲む器という神名の意味、水の循環として読む説、『日本書紀』との違い、大和の四水分社を解説します。 -
古事記の神々
速秋津日子神・速秋津比売神(ハヤアキツヒコ・ハヤアキツヒメ)とは?川と海の境、水戸の神【古事記】
速秋津日子神(はやあきつひこのかみ)・速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの9・10番目に生んだ水戸(みなと)=河口の神です。2柱が河と海を分担して生んだ8柱の神、「秋」は季節ではないという神名の読み解き、『日本書紀』との違い、大祓の速開都比売との関係を解説します。 -
古事記の神々
大綿津見神(オホワタツミ)とは?神生みの海の神と綿津見三神・海神の国の綿津見神の違い【古事記】
大綿津見神(おほわたつみのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの8番目に生んだ海の神です。「綿津見」はワタ(海)・ツ(の)・ミ(霊格)で「海の神霊」と解されます。禊で生まれた綿津見三神、海幸山幸の綿津見神との3つの「綿津見」を表で比べ、阿曇氏など海人の氏族との関わり、志賀海神社ほかの神社を解説します。