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古事記の神々
久々能智神(ククノチ)とは?古事記の木の神、名前の謎と森から家の柱へ続く木の信仰【古事記】
久々能智神(くくのちのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が風の神の次に生んだ木の神です。「クク」を茎と読む説と木木と読む説、『日本書紀』の「木の祖 句句廼馳」、大殿祭の祝詞に見える屋船久久遅命と家の柱への信仰、樽前山神社・志等美神社、伊勢の式年遷宮で木を迎える祭儀まで、森と暮らしを結ぶ木の神を解説します。 -
古事記の神々
志那都比古神(シナツヒコ)とは?古事記の風の神、名前の謎と龍田大社・伊勢の風宮の祈り【古事記】
志那都比古神(しなつひこのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの第2群の最初に生んだ風の神です。シ=風の古語、シナト=風の吹き起こる戸口とする名義の説、『日本書紀』で伊弉諾尊の息から生まれる級長戸辺命との男神・女神の違い、龍田大社の風神祭と伊勢神宮の風日祈宮・風宮、元寇の「神風」との関わりを解説します。 -
古事記の神々
水の八神とは?沫那芸神から国之久比奢母智神まで、泡・水面・水分・汲む器の神々【古事記】
『古事記』の神生みで、水戸の神 速秋津日子神・速秋津比売神が河と海を分担して生んだ8柱、沫那芸神・沫那美神・頬那芸神・頬那美神・天之水分神・国之水分神・天之久比奢母智神・国之久比奢母智神を一覧表で示し、泡・水面・水分・汲む器という神名の意味、水の循環として読む説、『日本書紀』との違い、大和の四水分社を解説します。 -
古事記の神々
速秋津日子神・速秋津比売神(ハヤアキツヒコ・ハヤアキツヒメ)とは?川と海の境、水戸の神【古事記】
速秋津日子神(はやあきつひこのかみ)・速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの9・10番目に生んだ水戸(みなと)=河口の神です。2柱が河と海を分担して生んだ8柱の神、「秋」は季節ではないという神名の読み解き、『日本書紀』との違い、大祓の速開都比売との関係を解説します。 -
古事記の神々
大綿津見神(オホワタツミ)とは?神生みの海の神と綿津見三神・海神の国の綿津見神の違い【古事記】
大綿津見神(おほわたつみのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの8番目に生んだ海の神です。「綿津見」はワタ(海)・ツ(の)・ミ(霊格)で「海の神霊」と解されます。禊で生まれた綿津見三神、海幸山幸の綿津見神との3つの「綿津見」を表で比べ、阿曇氏など海人の氏族との関わり、志賀海神社ほかの神社を解説します。 -
古事記の神々
風木津別之忍男神(カザモクツワケノオシヲ)とは?読み方が定まらない、風に耐える家の神【古事記】
風木津別之忍男神(かざもくつわけのおしをのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの7番目に生んだ神です。「木」を音で読めという原文の注のために読みが定まらず、「風・持つ」=屋根を風から守る家の神と解されます。読み方の諸説、風の神 志那都比古神との違い、住居の神々6柱の締めくくりという位置を解説します。 -
古事記の神々
大屋毘古神(オホヤビコ)とは?神生みの家屋の神が大国主を根の国へ逃がした理由【古事記】
大屋毘古神(おおやびこのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの6番目に生んだ神です。神生みの神で唯一、後の大国主神の物語に登場し、八十神に追われた大穴牟遅神を木の俣から逃がして根の堅州国への道を示します。神名の意味、木国との結びつき、五十猛命との同一視、伊太祁曽神社を解説します。 -
古事記の神々
天之吹男神(アメノフキヲ)とは?屋根を葺く神か、火を吹く神か。一文字に残る謎【古事記】
天之吹男神(あめのふきおのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの5番目に生んだ神です。名前が挙がるだけの神ですが、「吹」の一文字をめぐって、屋根を葺く神、火を吹く竈の神、大祓詞の気吹戸主神と同じ神という三つの説が並びます。「天之」が付く理由、風の神と言い切れない事情、『日本書紀』との違いも解説します。 -
古事記の神々
大戸日別神(オホトヒワケ)とは?家の出入口と居場所を守る神生みの神【古事記】
大戸日別神(おおとひわけのかみ)は、『古事記』で伊邪那岐命・伊邪那美命が神生みの4番目に生んだ神です。名前が挙がるだけの神ですが、「戸」を家の出入口と読むか居場所と読むかで性格が変わります。「日」が太陽ではなく神霊を表すこと、「別」という称号の由来、住居の神々の並び、『日本書紀』に見えない事情を解説します。 -
古事記の神々
石土毘古神・石巣比売神(イハツチビコ・イハスヒメ)とは?岩と土と砂、住まいの土台の神【古事記】
石土毘古神(いわつちびこのかみ)と石巣比売神(いわすひめのかみ)は、『古事記』の神生みで大事忍男神の次に生まれた男女一対の神です。原典には名前しかありませんが、岩・土・砂を表すとされる神名の読み解き、住まいの土台の神と読む説と大地の形成と読む説、『日本書紀』の磐土命との違い、石鎚神社との関係を解説します。